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2012.10.30 交通事故
このところ、病院の目の前の交差点で立て続けに交通事故が起こっています。
いずれも、自動車同士の衝突。

わが病院の職員も、さっと駆け出して怪我人がいないかどうか、見に行ってくれます。
医療従事者としては当然のことなのですが、ウチの職員は意識が高いぞと、内心誇らしかったりして。

ですが、現場では言い合いになっていたと聞き、にわかにドライブレコーダーが欲しくなってきました。


閑話休題。


私自身は、これまで命に関わるほど大きな事故に遭遇したことはなく、診療上でも診たことはありません。
私自身が体験した最も大きい事故は、もらい事故(追突)です。

以前は4駆に乗っていたのですが、それ購入して、まだ1年かそこらの時。
雨の夜、中央分離帯のある片側2車線の幹線道路で右折待ちをしていた所、
“ひゅうぅ~~~ん”という音がしました。
何だなんだと色々見回してみても何だかわかりません。
で、何度目かにバックミラーを見たところ大型トラックが近づいてきているのが分りました。
その時にはもうなすすべがなく、ただ身構えるしかできません。

ガシャン!ものの見事に追突されました。
幸い、私にも同乗者にも、トラックの運転手にも怪我はなかったのですが、
後ろのドアはぐにゃっと大きく破損し、ガラスもバラバラ。
ひん曲がったワイパーが悲しげにきゅっ、きゅっと動き続けていましたのには笑えました。

後日修理に出したところ「お客さん、4駆でよかったですねぇ。軽だったら乗り上げられて死んでいましたよ」と
言われ、ぞっとしました。
完全な相手の前方不注意で、こっちは停車していましたし、トラブルにならなかったのは不幸中の幸いでした。

事故にはくれぐれも気を付けましょう。
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今日は病院の運動会でした。
確か去年は出られなかったと思うので、今年が初参加です。
幸い、天候には恵まれて、いい運動会日和でした。

いつものように開会のあいさつなどした後は、本部席から観戦です。
患者さんたちも、いつも病棟では見せない表情で、いい顔をしています。
「あの人は結構世話焼きなんだな」「あの人、あんなにいい顔できるんじゃん」
「あの人、あんな優しい一面があるんだ」と、今まで知らなかった患者さんたちの一面を垣間見ることができます。
参加しているご家族たちも、笑顔で見守ってくれています。

北津島運動会2012;玉入れ(赤)


競技の内容にも工夫が凝らされていて、作業療法士をはじめとするスタッフたちの奮闘が伝わってきます。
一方、患者さんたちも司会進行や誘導などで脇役に回る方もおりますが、それぞれに役目を果たして、手作りで運動会を作り上げています。
こういうアットホームな感じはいいですね。

北津島運動会2012;綱引き(白)

終了後、片付けのさなかに看護部長やスタッフたちから聞きました。
「あの〇〇さん、入院した時は私達でも目を剥くぐらい大変だったんですよ。興奮も激しくて、保護室から全然出られなかったのに、こんなに良くなるなんてねぇ。今日はすごく良かった」
そんな話を聞くと、ちょっと感動的です。


一方、残念なことに、ウチの病院でも患者さんたちが高齢化し、だんだんと参加できる人数が減ってきているようです。
病棟で寝ている患者さんが増えれば、それだけ張り付く看護職員も増える。参加人数も減る。
何とか運動会の活気を保ちたい所です。

ともあれ、私も今日はリレーに参加し、いい汗をかきました。
普段、全力疾走することなどあまりなくて、ギリギリで電車に乗る時と、鼠の海で恐怖の塔から水晶の髑髏の迷宮を経て地球の中心に行く時ぐらい。あれはいつだったかな・・・。


(追記)
先日の記事で、ALSに対するエダラボンの臨床試験がコケたと書きましたが、その後良く調べたら、より初期の人に限れば効果が出たので、次なる臨床試験が開始されたそうです。そう言えば、5月の神経学会で案内してた気がします。見た人はほとんどいないと思いますが、すみませんでした。良く調べてから記事を書かないといけませんね。
山中教授がiPS細胞の研究でノーベル医学・生理学賞を受賞しました。
まずはおめでとうございます。
いや、個人的面識はないんですが、やっぱり日本人が受賞するのは嬉しいです。

周囲(再生医療に携わる、准教授・教授クラス)からは、「間違いなく受賞するよ、問題は何年先かだけ」と聞いていましたが・・・やっぱりうれしいものです。

これで再生医療の研究に弾みがつくと巷では囁かれています。
まぁ、医学技術ってそんなに簡単なものじゃないので、そう簡単に話が進むとは思えませんが・・・
それでも、来年からは加齢黄斑変性症での臨床試験が始まるとか。
変性疾患の多い神経内科領域で治療法の開発に弾みがつくと良いのですが。

中でも、ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、どうにかなって欲しいものです。
この病気、本当に悲惨で、かつ予防法も治療法も、全く皆無という恐ろしい病気で、私個人は癌よりも恐ろしい病気だと思っています。癌も嫌ですけど。
癌の場合は、それでも姑息的手術と言う方法もありますし、末期になるまでは数年ほど余命が残されているケースもあります。それに、脳や骨など一部の癌を除けば、よほど末期でなければ日常生活の能力自体はあまりやられません。
ところが・・・ALSでは、主症状が「呼吸筋を含めた筋力が弱る」というものなので、残り時間で旅行を楽しむことすらままなりません。それどころか、日常生活すら週~月の単位でどんどんできなくなっていきます。
更に、自覚症状が出てから1,2年ほど(下手をすると半年ぐらい)で完全寝たきり&人工呼吸器装着となってしまう上に、基本的には意識も知能も侵されないという、とんでもない病気です。
13,4年ほど前でしょうか、リルゾールという薬が認可されました。病気の進行を遅らせる効果がある、ということだったのですが、これまた「海外では効果が出たけど日本での臨床試験では効果がはっきりしなかった、しかも副作用で筋力低下を起こす可能性まである。でも他に方法がないから全例登録を条件に認可する」てな経緯で認可が下りたと言う、それほど対処法のない病気なのです。

こんな恐ろしい病気なので、世界中で治療薬の研究が盛んに行われているのですが・・・ここ数年でも、20~30ぐらい臨床試験が行われていますが、軒並み効果が出なかったり副作用でコケています。日本発で期待していたエダラボンもダメでした。とにかく、治療法が見つかる気配すらないと言った状況です。
近年、TDP-43という蛋白の異常な蓄積が病態に関わっているらしいと取り沙汰されていて、病態解明が一歩進むかなとも思っているのですが・・・。

神経系では、現在脊髄損傷患者で応用を検討されているようですが、
脊髄損傷以外の神経変性疾患でも、iPS細胞による再生医療が早く実現してほしいですね。
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