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統合失調症がやってきた

タイトル:「統合失調症がやってきた」
著者:ハウス加賀谷・松本キック〔松本ハウス〕
出版社:イースト・プレス
価格:1300円

芸人・ハウス加賀谷が統合失調症を発症し、芸人になり(驚くべきことに、芸人になる前にすでに発症していた!)、挫折し、復帰するまでを書いた本です。
もちろん、内容は重い部分もありますが、分量や文体はライトで、1日あれば読めます。


顕在発症はおろか、前駆期のはるか前、小学生の頃から書かれていますが、もうこの頃からまさに教科書通り。
精神医学の教科書には無味乾燥な医学用語で書いてありますが、ここでは生々しい体験談として、まるでドラマでも見ているかのように目の前に描かれます。さすがに共感を持って追体験することは難しいですが、1人の患者がいかにして発症し、苦しみ、挫折し、復活するかは手に取るようにわかります。
さすが当事者だけあって重みが違います。正直、どんな大家の書いた本よりも勉強になります。


よくぞ書いてくれた、と思います。
これだけ書くのは相当辛かっただろうし、現にあとがきにも、思い出すのがつらくて何度も吐いたと書いてあります。
純粋に統合失調症の症候学として有用なのはもちろんですが、医療者の態度が彼を傷つける場面も描かれ、反面教師としても極めて有用。
そこらへんはもう、ただただ医師の1人として、精神科医療に携わる者として、すみませんと言うしかありません。
一方で、相方や親友たちの立ち位置や付き合いの力加減も良く、その辺は恵まれたのかなと思います。


精神医療のみならず、医療・保健・福祉に携わる者は必読、と言うぐらいの本です。
もちろん、全ての人に読んでほしいです。

今度、看護学校でも勧めてこようっと。
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9月6、7日と、スパイラルタワーで健康フェアに出展しました。
中日新聞社主催のイベントで、今年が2回目。
何でも、去年初めてやったら思った以上に好評だったので、味をしめて今年も・・・と言うことだったようです。
こういったイベントに出店するのは初めてなので、こちらも一から手探りです。

今回は、ウチの法人グループの中の、診療所が主体になって出展したのですが、診療所の事務長初め、医師やスタッフたちの協力の下、盛況で滞りなく終えることが出来ました。
同じタイトルで2日間に6回公演をしましたので、これも初めての経験でした。意外に疲れるもんです。
資器材の搬入・搬出など、学生時代を思い出して思わず張り切ってしまいました。

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スパイラルタワーは、名古屋駅の目の前でもちろん立地条件としては抜群なのですが、普段は名古屋医専の校舎ですから、こういった健康フェアをやるにはなかなか好適な場所と言えそうです。
それにしても名古屋医専て、PT・OT・STだけなのかと思ったら、救命、鍼灸、柔整、看護、SW、視能訓練士、診療情報管理士、医療秘書、スポーツトレーナーなどなどなど・・・・色んな職種を養成しているんですね。初めて知りました。

校舎内にジムや柔道場があったのには驚きました。なかなかいい畳を使っていそうです。
救命士のブースでは、予想通りと言いましょうか、AEDの使用体験をやっていました。
学生が大声を張り上げて体験の呼び込みをやっていましたが・・・・そんなに人が来ないのかな。
チラッと中を除いたら・・・おお!いいシュミレーターを使っている!しかも数も多いぞ!
消防署よりよっぽどいいもの持ってんな、君達。

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私達は今回、睡眠・健康・美容に関わるテーマで出展したのですが・・・終わってみれば、ああすればよかった、と思うことがたくさんあります。
去年の統計を事前に見せてもらって、あらかじめ来場者の年齢層を想定していたのですが・・・・会場で見渡した印象だと、案外想定よりも若い方が多く来場していたような印象です。睡眠衛生に関して言えば、現役世代とリタイア後の世代では、話すべき内容が若干異なるので、両方に合わせるのは難しいので、もう少し的を絞れるとよかったのですが・・・。
事前に希望者を募って予約券が発行される形式だったので、興味を持って聞きに来てくれるはず(そもそも健康フェアに来るぐらいだから、健康への意識は高いでしょう)ではあったのですが、年齢層や性別、職種や社会環境もバラバラの聴衆に話をするというのは初めての経験でした。
講演の合間にもいろいろ考えていたことはあったのですが、諸般の事情で出来なかったりやってはみたもののコケたりしたし・・・。
今回は、睡眠時無呼吸症候群など、疾患関連の話はそう多く組み込めませんでしたし、内容的には話し足りないことは多かったです。なかなかうまくいかないものですね。

それでもまあ、少しでも正しい睡眠の知識が広まってくれれば。
併せて診療所の宣伝になればよいのですが。


・・・・今枝さん、今回は有難うございました。
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