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先日、献血された血液から、シャーガス病の病原体が発見されたそうです。中南米出身の男性が行った献血の血液から発見されたとのことです。

このシャーガス病の病原体、「クルーズトリパノソーマ(学名:Trypanosoma cruzi)」といい、サシガメと言う昆虫が媒介します。動物学的には「原虫」というカテゴリーに属します。

さて、このトリパノソーマ原虫、他にもいくつかの種類があり、その中にガンビアトリパノソーマとローデシアトリパノソーマがいます。

(余談ですが、私が学生の頃は、T.gambienseT.rhodesienseという学名でしたが、その後変わったようですね。この記事を書くにあたって調べたら、T.brucei gambienseT. b. rhodesienseとなっていました。動物学の世界にはありがちなことですが。)


そして、この2種は睡眠と深い関係があります。
というのも、「アフリカ嗜眠病」、通称「眠り病」を起こすからです。
ツェツェバエに刺され、上記のトリパノソーマ原虫に感染することで発病します。


不眠に悩む人からすると、「何て羨ましい・・・」と思うかもしれませんが、「眠り病」と言っても、病気になったらずっと寝ている訳ではありません。
原虫が脳に達して睡眠・覚醒リズムの混乱を起こし、その結果不眠に引き続いて昏睡となり、最終的に死に至る・・・。この最後の過程が、まさに眠っているようなので、「眠り病」「嗜眠病」と名付けられた訳です。

「死ぬほど寝た」「死ぬまで寝とけ」などとよく言いますが、これは本当に死ぬほど寝てしまうんです。
いや、これは表現が不正確です。
正確には死ぬまで寝続けるというか、眠ったように死ぬというか・・・。
あ、日本では死ぬことを「永眠」とも言いますね。とても柔らかい言い回しなので、日本人の感性がよく表れていて、表現としては個人的には嫌いではないのですが、「死亡」という現象を指していることに変わりはありません。

ぶるぶるっ、縁起でもない。
こんなネタを持ち出したのは、別にお盆だからという訳ではありませんが、これもご先祖様のお導き(?)でしょうか。


明日も目が覚めると思うから安心して眠れる訳でして・・・。
うっ、こんなことを書いてると、ちょっと空恐ろしくなります。

ですが・・・そろそろ眠くなってきました。
こんな文章を書いた直後で、眠りに落ちるのにいささか不安を感じないではないですが・・・睡魔には勝てません。
それではおやすみなさい。
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