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以前、試験を受けたことを書きました。
落ちたら恥ずかしいので、何の試験かは内緒に(?)していたのですが・・・。
先日、認定証が届きました。
日本睡眠学会の認定医試験です。
これで私も、晴れて「睡眠学会の認定医」を名乗ることが出来ます。
ちなみに、試験を受けるのは4年ぶりぐらいでしょうか。
今までも数えきれないほど試験は受けていますが、やっぱり緊張します。
落ちた時のために残しておいた資料を見返して、当時の事を綴ってみます。

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試験会場は東京の慈恵医科大学の講堂でした。
当日は、附属の看護学校の入学式と重なっていたようで、着慣れないスーツに身を包んだ初々しい女の子とお母さんがぞろぞろ歩いていました。

そんな微笑ましい光景を尻目に、こちとら試験を受ける身です。
会場は、いわゆる階段教室で、上下にスライドする黒板があって、懐かしい感じです。学生時代を思い出します。
睡眠学会の認定試験は、医師、歯科医師、技師の3種類ありますが、試験会場は1つです。受験人数は、ざっと見た所全部で100人を少し超えるぐらいでしょうか。
試験問題が配られます。5者択一のマークシート方式で、共通問題50問、専門問題50問の計100問、時間は120分です。慌ただしくはありませんが、1問に引っかかってのんびり考えていられる程度ではなさそうです。ある程度サクサク進んでいかないといけないな・・・などと、頭の中で作戦を練ります。
とは言え、こちとら共通1次(ちなみに、私の大学受験はセンター試験になる前の、共通1次としては最後だった、平成元〔1989〕年です)以降、マークシート方式の試験は数えきれないほど受けてきているので、それ自体はもはや慣れっこです。
しかし、受験生の中には白髪の方もいて、係員にやり方を聞いていました。マークシート方式に慣れていないようです。うぅむ、そう言うハンディキャップもあるのか・・・。そもそも、あの年で試験受けるの辛かろうに・・・。等と思いつつ、こちらも他人のことを心配している程の余裕はありません。
レベル的には確かにオーソドックスなことを聞いている試験だとは思うのですが、いかんせんこちらも忙しくて(←言い訳)準備不足。それなりの歯ごたえを感じます。
しかし本来それじゃダメなんですよね。こちとら、腐っても(?)神経内科専門医です。普段から脳波を読み、各種神経疾患の診療経験を持つ身として、本来大きなアドバンテージがあるはずなのです(耳鼻科や呼吸器の医者は、もともと脳波なんて読んだことないはずですから)。「こんなの楽勝!」って言えるぐらいじゃないと。

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落ちた時のためにメモっておいた資料をひっくり返すと、問題はこんな感じでした。
●SSRIの睡眠への影響・・・REM睡眠や徐波睡眠はどうなるのか
●PSGの波形を見て、中枢性と閉塞性無呼吸を判別できるか
●紡錘波の周波数はどれくらいか
●セファログラムでアデノイドの位置を指摘
●アーチファクトを最小にするためにどういう事をしたらよいか
●SASの循環器への影響とその治療
●神経疾患を基礎に発症したSASの症例2例(PDとMSA)。
●睡眠日誌を見て、その疾患に対する対応や治療
●RBDの薬物療法
●睡眠関連歯ぎしりに関連するものは、以下のうちどれか。・・・
●精神生理性不眠の治療
などなど・・・・・。

「???」という方と、ニヤッとしている方と色々でしょうが、まぁ雰囲気を味わって頂ければ。

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昼食をはさんで、午後は面接です。
昼食は各自で摂れとの事。三々五々、繰り出しています。
こんなこともあろうかと、あらかじめ用意しておいたおにぎりを持って、校舎の外へ。
空いたスペースに陣取って、おにぎりを頬張りながら教科書を開き、迷った問題を調べます。
何人かで連れ立ってきている人達は、「あの問題、何て答えた?」「俺はA」「えっ、Cじゃないの?」とかやっています。
大体、問題を作る方も上手くひっかけてくるので、迷う所は結構似てくるんですよね。
しかもそれが、結構基本だったり重要なポイントだったりする訳で。
当然、面接でも聞かれる可能性があります。

しかし、終わったことにいつまでもこだわっているのは時間の無駄です。
午後の面接に備え、自分の書いた症例レポートに再度目を通し、疾患や検査などについて自作の想定質問などを見ながら、ヌケがないか、詰めていきます。

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で、みるみる時間が経過し、ドキドキしながら集合場所へ。
待機場所へと誘導され、受験者が一部屋に集められ、「ここから一人ずつ呼ばれるので、お待ちください」とのこと。
緊張が高まってきます。

以下次号。
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