上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
インターネットの普及で、医学・医療の情報が、自宅で手軽に安価に、かつ多種多様に手に入るようになりました。インターネットがなかった時代は、「家庭の医学」なんていう大きな本で調べていましたね。

そのおかげで、患者さんたちも色々と情報を入手してきますし、そもそも受診の動機が「ネットで調べて」という方もかなりの数に上ります。
睡眠外来などでは、元々ある程度調べて勉強している方が結構多いので疾患や治療の説明もある程度やりやすくて、メリットがある半面、いいことばかりではありません。


しばらく前にこんなことがありました。
その日初診したのは、60代の女性。
少々ぽっちゃりした顔立ちですが、あまり元気がなさそうです。
「おはようございます。今日はどうされました?」
「どうも少し前から何となく具合がよくなくて・・・頭がぼーっとして・・・」
「痛いですか?」
「痛くはないんだけど、なんだかもやもやして・・・・インターネットで『もやもや病』ってあったので、それじゃないかと思って・・・」
「・・・・(* *;)」

脳外科や神経内科の医師なら、同じ経験ある方も多いんじゃないでしょうか。

「もやもや病」とは、脳血管造影という検査で、血管の走行が「もやもや」して見えるからそういう名前になっただけで、「頭がもやもやする」という病気ではありません。まぁ、半分は笑い話です。
「パニック障害」でも似たようなことが起こります。簡単に言うと、一定の条件下で「パニック発作」を起こす精神科の病気です。これも、日常会話でいう「パニック」とは全く内容が異なりますが、「この前○○していて頭が真っ白になってパニックになった」と受診される方がたまにいらっしゃいます。

ただ、こういう方に、「勘違いですよ」ということも説明するのも気を使います。プライドを傷つけないように、かつ笑い話に収める・・・。話術が必要ですね。
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://suneurol.blog.fc2.com/tb.php/7-26c399dc
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。